完成した映画を拝見し,涙があふれてしまいました。
作品では、虐待された子どもの苦しみはもちろん、虐待をしてしまった親の苦しみにも光を当てておられて、「虐待親」と呼ばれる方々とお会いすることが仕事柄少なくない私としては、救われた思いがしました。
ただ「虐待はダメ」と言うだけでは解決しない問題だと思いますので、社会として、個人として、何かできれば良いなぁと思います。
(Y様)
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5年の歳月をかけて作成したことにまず驚きました。
映画の後ろに膨大な映像があることと推察します。それから、映画のトーンが淡々としているところが良いです。どうしても暗くなりがちなテーマなのですが、凄く上手く創っていると感じました。シェルターに入るくだりが、少し解りづらかったと思います。機会があれば、1人でも多くの人に紹介するように心がけます。
(K様)
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社会的養護の問題提起など、大切な問題が盛り込まれつつ、主人公の女性の清々しく真摯なあり方が、観ている方に共感や暖かい気持ちを持たせると感じました。
難しく、心の痛くなるような現実であっても、その伝え方は、観ている人の心に、共感を響かせるものであることが大切だと思います。そういう意味で、この映画は、ぜひ多くの方に触れていただきたいと思いました。
(U様)
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たくさんの事例から選択してまとめ上げるのは、大変な作業だったことと思いました。
子どもに知って欲しいシステムですが、まずは教師など大人が知るべき事、見るべき映画だと思います。
(O様)
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私は、昨今の報道や社会的養護の偏った意見に、ほんの少し疑問を感じています。
例えば、児相や施設内の対応の至らなさ、みたいな視点です。
家族に対して後方支援をしてくださったり、チームや連携の力で家族の再統合に尽力していらっしゃる様々な方たちが、どんな立場で関わっているのか、はリアルに理解して頂けないでいると感じています。
その点この映画は、虐待をしてしまうに至った大人のこころ、家族の心理的葛藤、壊れてもそのままではないよ、かたちを変えながら、家族も再形成できるはずだよと、エールを送る形で描かれている点に共感しました。
様々な立場の多くの方がこの映画に触れ、虐待や社会的養護は、子どもたちも大人たちも、実は「良かれと思って」頑張った結果でもあること、本当の支援者は家族ひとりひとりの応援団であることも、多くの方に理解してほしいな…と考えました。
(U様)
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上映ですが、学校関係者の中では、スクールソーシャルワーカー(SSW)を配置している学校は少ない状況の中で、特に副校長などの管理職の方が、子どものSOSに対する対応を決定し支援機関との調整に入ることが多くございますが、虐待の背景としての「子どもと家族に対する認識」や、SOSに対する理解の違いも多くあるように感じます。
まずは多くの学校の先生方に見て頂きたいなぁ、というのが実感でした。
虐待を生まない社会を創るイメージを持てる人が、多くなることを期待したいです。
(U様)
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全国の先生・教育委員会の皆様に伝えたい。
小学生・中学生時代に、学校の体育館・講堂・視聴覚教室で、クラス毎や学年毎や全校生徒一緒に映画を観せてもらった。楽しかったり、勉強になった。記憶に残っている。是非、全国の小学校・中学校の生徒に観せてあげたい。救いを求めている子どもたちに、自分で生き延びるチャンスをあげたい。
(K様)
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